メリーハリスマス
(例によってタイトルは適当)
低気圧の影響か今朝からずっと頭痛が続いている。吐き気も誘発して気分は最悪。病んだ時に改めてわかる健康の尊さかな…
なんとか不調に耐えながら一仕事終えた。今、車内でボーッと外を眺めている。
仮眠を取ろうかと思ったが、座席を傾けると余計に気持ち悪さがこみ上げてくるので止めておた。うまくいけばリバースしかねない。
なのでボーッとしておくことにした。無になってひたすら外を見続けることにした。
車がまばらに通り過ぎていく。マンションの管理人らしきおじいさんがゴミ捨て場の整理をしているのが見える。若い男が歩きスマホをしている。姿勢が悪い。おばちゃんがゆったりゆったりと自転車を漕いで交差点を曲がっていく。ゆったり過ぎて倒れそうだが大丈夫か?
ついさっきまでせかせかと社会の流れに乗っていたのに、ピタッとそこから外れたときのこの感じは嫌いではない。学校を午後からズル休みするような…早退するような…みんなまだ数時間残る中自分だけお先!する。それに近い感覚かもしれない。
それに加えてもう一つ、ゆったりとした時間を感じられるのが良い。街中じゃまた違うだろうけども、今いるのは中心地から外れた場所なので、すべてがゆったりとしている。せかせかしていない。実は社会ってもっとゆったりしているものなのかもしれないとかなんとか考えたりしながらボーッと外を見ている。
ボーッとすると言うとシャーマンキングの主人公、麻倉葉を思い出す。学生の頃に読んだときにはなんて暇な奴なんだろうと思っていたけども、今なら分かる気がする。
せかせかの流れに乗りすぎてせかせかしてしまった精神をゆったりに戻す作業というか。バランス感覚を矯正する作業というか。まぁそういうの抜きにしても、景色を眺めていると忘れていた考えや思いがふと浮かんでくるので好きだ。
ぽちぽち携帯をいじっていると丁度良い頃合いになってきたので帰ることにした。
吐き気はすこし収まっていた。
頂から見えるもの
ここ最近話題になっている噂の壷男ゲーことクソゲーことGetting Over Itをクリアした。
結論から言うと、全然クソゲーではなかった。嘘。クソゲーだけど紙一重でクソゲーではないという感じ。クソを愛する者にとっては神ゲー。
操作に慣れず、コースの先行きも分からないままスタート地点まで戻されていた時は受けるストレスが半端なく、それこそゲームどころか苦行と呼べる代物だと思っていた。
それでも、たまに上手いこと登れたり、ハンマーの扱い方を掴みかけた感覚を覚えるたびに、ゲームを止めようとする自分にストップをかけられた。
そんなとても細い糸を頼りにゲームを続けていく内に段々と手応えを感じるようになり、ある段階から確信めいたものになり、ついには何だかやれてしまうのではないか?という根拠のない自信まで出てきて、ついには登頂した。
根拠のない自信を得られた時って、自分では気づいていないけど鍵となる手段や考え、知識を既に身につけたり得られているってことなのかもしれない。気づいていたら根拠がある訳だし
で。
操作性が悪い悪いと言われ、それ故にプレイヤーのミスを誘ってRage Quitさせるクソゲーと言われてきたこのゲームだけれども、登頂した人はたぶんおそらくそれは違うと口を揃えて言うと思う。
操作性は悪くない。ただ確かに癖があり、慣れてもなお捌ききれないほどのじゃじゃ馬っぷりではある。だけれども、ちゃんと狙いをつけ、しっかりとハンマーを正しく扱えば面白いほど思っている通りの動きが出来てしまうのだ。
これは操作性が悪いと言えるだろうか?
本当に操作性が悪いゲームというのは存在して、挙動ひとつひとつすら乱数めいたランダム要素が絡んでくるようなそういうゲームは真にクソゲーで、よほど音楽が良いとかストーリーが良いとかでないと続かない。操作性が足を引っ張って止めることもある。
取っつきにくいのは確か。取り扱いが難しすぎることがクソゲーであるという評価の要因ならば、確かにこのゲームはクソゲーである。
特盛うんこ
52週間で1年が経つ。
こう置き換えた時、1年とは何と短いものなのだろうかと思う。
時間にして8760時間。
ここから睡眠、仕事、家事等々に取られる時間を差し引いていくと残る時間はこれより短いものになる。
©つくみず 少女終末旅行 4巻より
こういった事は不定期に頭をよぎるが、その度に受ける印象が大きくそして重くなっていっている気がする。
節目の年齢が近づいてきているからかもしれない。
夏休みの宿題を休みが終わる間際でギリギリ終わらせてきた人間なので、先のことを余り考えずに雰囲気と流れで生きているのだけれど、中々そうもいかない時期に差し掛かりつつあるのかもしれない。
空っぽの人間に先のことまで見通せと言うのは中々に酷な事だ。
人生設計しっかりしている人を見ると本当に凄いなと思う。緻密に設計なんてしていたらもう途中で不安が爆発しそうになるし(と言うか、実際にそうなった)そもそもそこまで詳細に設計できるほど先のことを思い浮かべられないので。たとえ大雑把でも難しい。
まだ幼かった頃、やりたい事がないなりたいものが無いと床に寝転びながら泣き喚いていた時期がしばらくあった。
やりたい事を下さいと馬鹿みたいに大真面目に神様に祈ったりもした。
そんなことをしばらく延々と続けていたら心が壊れかけたのでやめた。
自分探しやら自己PRの捻出やらで精神を病んだ、という話はまあまあ聞くがまさにそうで、あまり自分の内側を見つめすぎると本当に気が滅入る。
なんやかんやあって興味と専攻に紐付いた仕事に就くが、怠惰による過労か過労による怠惰か定かでない理由で降りる。興味はあったがやりたいことではなかったのか、ただやりたいだけだったのかあまり思い出したくない。
長いようで短い休みを経て少し回復したのか、小さな仕事を再びやり始め、やり遂げたら少し休んで、そしてまた次の仕事をして...
そして今、ようやく何とか並のレーンまで戻って来られたところ、というあたりだろうか。今日もまた暖かい部屋で飯が食える。ああ、ほっとする。
衣食住足りた生活を送られていることに喜びは感じる。むしろ一度失ったからこそ、それらを当たり前に享受できることへの喜びがある。少ないながらも話したり触れ合うことができる他人だって居る。確かに恵まれている。
見えない先のことで頭が一杯だった時期はいつの間にか過ぎた。とりあえず今を、目の前にある今を無理しない程度に勤勉に満たしていくことに平穏と充実を感じる。
ただあまりに空っぽな人生のまま、このまま人生を費やしていくのも虚しいとふとした時に感じる。欲が出てきたのかもしれない。
空っぽと書くと何だか違う気がしてきた。適当な言葉が見つからない。
全くの空っぽというわけではないと思うし、ただ生きていくだけでも十分だと思う気持ちもある。
まぁ何にせよ、今を満たした上で、また違ったレーンにエイヤッと乗り換えていきたいかなという気持ちが湧いてきた。ただそれだけ。
やらなければ、はじまらない・・・
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんがアツイ。アツすぎる。
さぁ寝るぞと布団に潜ってからおじさんの事を考え始めて思わずヒートアップしてしまい目が冴えて寝られなくなってしまうくらいアツい。
おじさんの魅力について語られたブログが既にあるので詳しくはこちらを読んでほしい。
読みましたか?
実際に動画を観てみましたか?
ここから先は観た前提で垂れ流しますよ。
やらなければ、はじまらない・・・
のところ、もうホントにグッときてしまう。
何回見てもグッときてしまう。
目の色ひとつ変えないVR狐娘がこう、手で0.1%の可能性をぐっぐっと表しているところが何とも良い。なんとか考えを伝えようと身体を動かすバーチャル狐娘におじさんの感情がにじむ。
字幕が ・・・ なのも良い。わかりますか?
…じゃ駄目なんです。駄目じゃないけど…
口では何とでも言えるけど、実際に行動に移せる人はどれほど居るか。
自分も思いはすれど行動に中々移せないタイプだ。
思い立ったらすぐに行動できる人間になりたいな〜とか思いつつ、おそらくそこまで思い詰めてないのか、実際に動けたことはそうそう無い。
周りがどうとか、そんなこと気にせずに(もしかしたら気にしてるのかもしれないけどそれでも)衆目を振り切って自分のやりたいこと、実現したい世界観をドンと語り、出来る限りの範囲でもやっていこうとするおじさんにただただ尊敬の念を抱くしかない。本当に。
VRを使ってみんなとけもみみの楽園を作りたい!作るのじゃ―!って堂々と発表できるところが凄いし、まぶしい。そして楽しげで素敵な夢だと素直に思う。
その為にVRを頑張りたい!って言うところに、動画を見たその手のことに詳しい人がアドバイスとかくれそうだなぁと思っていたらやはり貰えていたようだ。荒削りでも公開してみて、やりたいと思っていることを言ってみるものだな。インターネットは良い文明...
学生の頃、夢や目標に向かって頑張っている奴とか不相応な夢を掲げている奴を見る度に なに熱くなってんのwダセーw みたく馬鹿にする風潮があったなぁとふと思い出した(今の学生もそういう所あるのだろうか)
でも実際はひたむきに頑張っている人を見ると応援したくなるし、こっちも活力を貰えるんだよなって。
ウーン、支離滅裂。
そんな訳でおじさんに活力を貰いました。
やらなければ、はじまらない・・・
今年自分に成し遂げたことがあっただろうか、来年やっていきたいことはあるだろうか、なんて年の瀬らしい考えに耽ってしまった平日の夜でした。
とりあえず今年はSuper Hexagonを全制覇できたな。うん。よくやった。
※配信外でクリアしちゃったやつが動画で残せていた(!)ので記念としてペタリ。俺は成し遂げたぞ...!
プレイし始めてから20時間でようやく全制覇できた。
ステージ1でもヒィヒィ言ってた自分がまさか最後までやり切れるとは思っていなかったので正直かなり嬉しかった。
やらなければ、はじまらない・・・