わりと家事しながら踊ったりする
お休み中にダンスの発表会を観てきました。
身内が出ている、毎年恒例のやつです。
少年少女からおばさま方まで幅広い年齢層の発表会で、都合が合えばなるべく観に行くようにしています。
上手い人の踊りを見ていると、見ているこっちまで身体を動かしたくなる。
重心の動きを目で追ってなぞるのがとても気持ちいい。
絵には絵の訴え方があって、静的なものと思われがちだけども全然そうじゃない。観る人の心を思わずざわつかせてくる作品もあって、そうしたところもとてもすき。
ただやはり身体を使って、空間を震わせてダイナミックにこちらに伝わるのはダンスの圧倒的な魅力だなと。
技術が伴っていなくても、満開の笑顔で踊っているところを見せられると本当に視線を持っていかれてしまう。釘付けになる。
(まぁそういう子は既に上手かったりするんですが…)
かく言う自分もそのまた大昔に舞台に立つ機会がありましたが、スポットライトを浴びて観客席に向き合うというのは尋常じゃないくらい緊張するんですよね。手が震える。脚も本当に笑ってしまうくらいガタガタと震える。全身から血の気が引いてどこを触っても冷たく感じる。あぁ1秒でもはやく終わりたい。そんな状態の中、表情をつくれる、感情を出して演技を行うのは本当に難しいことだと思います。だからこそ、それが出来ている時点でもう素晴らしい。釘付け止む無しといった感じで…
ダンサーの「俺を見ろ!」って気配...というか...オーラというか…そうした雰囲気が好きなんですよね。プライベートでもぐいぐい俺を見ろ!してくる人は苦手なんですが、舞台上で発揮される分にはものすごく好きです。